ε-180EDのカメラ取付位置について検討しました。
前提はリモート撮影なので、一回取付けた後は基本位置変更はしないように考えています。それを前提に取付位置:上側、側面、下側で検討になります。
AI(GrokやChatGPT)でも尋ねてみると、Grokは上側が良く、CharGPTでは側面45度の所を推奨の回答でした。
それも参考に位置を検討です。尚、リモート撮影なので取付けた状態のまま保持です。従って、撮影時もそうですが、通常保管の状態も考慮すべきで寧ろ保管状態である方が時間的には殆どとなります。
現在の保管状態は、

であり、ドーム東側水平をホーム位置としています。以前は、天の北極方向でしたがレンズ等になるべく埃が付着しない形を考えこの形としています。
この状態(側面)であると、雰囲気カメラやFWの荷重で接眼部に回転の形で荷重が掛かっているので、接眼部のチルトが顕著になる可能性も考えられます。その為、今後は上部での常時状態が良いのではと想定しています。尚、同等に下部もありますが、上部の方が鏡筒バンド上部での接眼部サポートの適用を考えているので、上部とする事で考えています。また、正確に言えば架台自体が緯度分(35度)傾いているので鏡筒バンドは相応の傾きになっているので、上と言っても35度傾いた位置ですね。
この上部にカメラを設置した時の、撮影時の各方向での様子をチェックしたいと思い実際に各方位に向けて架台南からの様子で無理が無い事を確認です。当初はFusion360で疑似と思いましたが、ドームで実際に確認出来ますので実検証としました。多少雑な固定バンドも見えます(実は再利用もするので、カットしていません)がご容赦下さい。

東天で子午線前の状態。上部に取付けると上記カメラとは90度上に回った位置となります。特に支障無しです。

北東天で子午線前の状態。此方も現位置から90度左回り上になるだけなので支障無しです。

南天で子午線越えをした時の状態です。上部に取付けると上記カメラとは90度上に回った横倒し位置となります。特に支障無しです。

此方は北天で子午線越えをした状態です。分かり難いですがカメラは丁度上に来る感じです。特に支障無しです。最後に天の北極に向けた場合です。

この場合は、丁度上部に来るようになります。
これらから、接眼部を望遠鏡上部に向けても特段支障は無く、ホーム位置(東水平方向)にしても上から傾きはありますが、それ程大きな影響は無いような感じと思います。ただそれでも緯度分に近い傾きがありますので、他方向向いた時にも有効な支持リングとして補強したいと思います。
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