6/15夜になり雲が切れ始めたので撮影を開始しました。ただLRGB全て撮影出来たのがM51だけで、これも少な目に撮影したので総露出は約50分程です。
ETAも調整しながら撮影ですが、今回はTiltが上手く調整出来ずTiltが残ったままとなりました。ただ、撮影毎でのTilt調整が簡単に出来るのは良いですね。結果が思うようになりませんでしたが。
1)Tilt調整
L画像の統合版での状態ですが、下記の感じです。

上下での傾きが調整出来ていない感じです。ただ、ドロチューブは若干だけ緩め固定としているので、やはりドロチューブの微妙な動きを止められないのでその関係や温度変化などが影響しているのかも知れません。又はETA自体にて接眼側に用意されていたシルバーリング(恐らく全面がの補強ではないか))を外して取付しているため、上下で接眼側面で撓みが出来発生している可能性もあるかも知れません。そうだとすると早めにシルバーリングを戻さないといけない状況ですね。
2)撮影画像のBXT処理の関係
ストレッチ画像にNXTを掛けた状態ですが、BXT(今回はCorrectOnly)の有り、無しでの画像です。


ε-180EDでは今の画像であるとBXTを掛けた方が良い感じになります。尚、BXTでの処理は今まではほぼDefaultで処理していましたが、Defaultでは星像が小さくなりすぎる(調整があるとは思いますが)気がしますので、CorrectOnlyを指定する事にしました。L統合画像での違いは以下の感じです。



3)NXT処理での違い
NXTでは背景のザラザラ感を延べたんにする感じですが、特段支障が無く違和感が無ければNXT処理を掛けて最終形としています。

最終的な画像は下記の通りです。
ε-180ED+Extender、ASI6200MM Pro 0℃、Gain0、Offset50
L:39x30秒、RGB:20x30秒
PixInsight:WBPP、SPFC、RGB、MGC、SPCC、L&RGBへBXTco、STF&HT、LRGB、NXT

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